判例:アンカ― 職人である一人親方

アンカー工事に従事するいわゆる一人親方が雇用保険法上の「労働者」には当たらないとされ、雇用保険被保険者確認請求を却下した職安所長の処分が適法と判示した事例 (平成16年7月15日 東京地裁)

1)会社からの仕事を受けるか否かの自由、一定の期間や日時の仕事を断る自由、仕事の依頼や業務に従事すべき旨の指示に対する諾否の自由があった

2)作業の段取り、手順等は各職人がその知識・技術に基づいて決めていた

3)報酬は基本的には出来高に対するもので、多い時で1か月86万円以上となったことがあり、従業員として従事した場合に比べてはるかに高額である

4)工具一式や自動車を所有し、経費も負担していた

5)確定申告を行い、労災保険は一人親方として特別加入していた