トラックの荷台から廃材を荷降ろし作業中、崩れ落ちた廃材の下敷きに!
【発生地域】
千葉県習志野市
【労災発生状況】
トラックから廃材の荷降ろしをしていた運転者が崩れてきた積荷の廃材の下敷きになり骨折したものです。
災害発生当日、一人親方はトラックで廃材を処理場に運び入れ、処理場で他の作業員とともに荷降ろし作業を開始しました。
作業はまずトラックの周囲に荷降ろしのための場所を確保するとともに、
(1)トラックの荷崩れ防止ロープ、番線等を外す。
(2)ドラグ・ショベルで荷を押して廃材を降ろす。
(3)ドラグ・ショベルでトラックの荷台に残った木屑を降ろす。
というものでした。
被災者は近くにいた他の作業者に廃材を降ろすためのドラグ・ショベルの運転を依頼しました。
その後、しばらくたっても一人親方の所在がわからなくなり、確認したところ、降ろした廃材の下で被災者が下敷きになっているのを発見しました。